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2006年3月18日

淡路交通のすごいところ(2)「このバスに中扉!?」

「淡路交通のすごいところ」の続きです。

いよいよ淡路島から本州へ渡ります。
岩屋から「高速舞子」行きの高速バスへ乗り込みます。
この路線は距離的な短い路線で、海を渡る事が主な目的のシャトルバスです。

そして、到着したバス(観光バスタイプ)に乗り込みますが、えっ!そこから乗るの!と驚いた瞬間です。

乗車後に撮った、こちらの写真を見てもらえるとわかりますが、左側で一部座席が無い部分がありますね?

そうです、「中扉」が付いていたのです!


高速舞子行きバスの車内・淡路交通

いきなり衝撃うけつつも、バスはインターへ向かい高速道路に入り、いよいよ明石海峡大橋を渡っていきます!
これで本州四国連絡橋(本四架橋)の3本を不完全ながら渡った事になりました!
・しまなみ海道(本州から半分くらい)
・瀬戸大橋(鉄道線)


明石海峡大橋を渡り始める・淡路交通


ちょっと、例の扉部分を撮影してみました。
車内から見るとこんな感じです。


中扉を車内から撮影1・淡路交通

ドア部分には窓が付いてないので非常ドアっぽい雰囲気もあります。

続いて角度を変えて撮影。


中扉を車内から撮影2・淡路交通

ハイデッカー車なだけに3段ステップです。

高速舞子バス停到着後に外から撮影してみました。


外から見た中扉・淡路交通

外からだと、より一層非常用扉な感じですね?
あと、ドア上にはしっかりと「行き先方向幕」が付いてます。
これも前扉横に小型の表示器を装備しているバスはよくありますが、これだけ大型のものを使っているバスは初めてみました!

高速バスは前乗り前降りが全国的に広まってますから、初めて見る人にはまさかここから乗るとは思わないでしょう。
疑問なのは、この路線が乗車バス停と降車バス停が完全に分かれているため(例:淡路島内乗車のみ、本州内降車のみ)、扉は1つでも乗降時間は変わらないと思うのです。

もしかすると、導入当初は乗降が共に多い他路線で使われていたのかと想像しています。

バスはここが終点ですが、そのまま前方に走り去っていきました。
この先に折り返し場があるんですかね?

今回の淡路島の旅は、予期しない驚きの連続で行ったかいがありました!
バスネタ的に面白い発見がもっとありそうなので、いつかは淡路島をメインにして行ってみたいと思ってます。

投稿者 umineko : 15:21 | コメント (32) | トラックバック

2006年3月16日

貸切バスの思い出

今回は貸切バスの思い出について書きます。
貸切バスというとまず思い浮かぶのが「バス遠足」です!

八戸市の小中学校では、春に「歩く遠足」、秋に「バス遠足」と年2回の遠足がありました。
どちらかというと、歩くよりはバスに乗って遠くに行くバス遠足が好きでした。

ただ、ちょっと問題がありました。
それは「車酔い」する事なのです!
いつも窓際の席に座り、時々風に当たりながら何とか目的地までたどり着いていた記憶があります。

今ではバスに乗ってもだいたい車酔いせずになりました。
(体調とか本読んだりするとだめだったり・・・)

遠足で乗ったバス会社というと、小中学校時代は「南部バス」が多く、時々「三八五バス」だった覚えがあります。
高校の時は他社より近いせいか「十鉄バス」でした。
そこで乗っていないバス会社があります。そうですそれは「八戸市営バス」です。

旭ヶ丘営業所に近いにも関わらず、結局市営バスの貸切バスに乗る事はありませんでした。
もしかすると、貸切バスの保有台数が多く無かったせいかな?と想像しています。

ちなみに、最初に通った大館中学校(そのご学区分割)は1学年10クラスほどあったため、30台近い数の貸切バスがグランドに勢ぞろいしている様は見事でした(笑)
下手なバスターミナルやバスの営業所よりもバスが多かったかもしれません。


あとは、小学校の修学旅行で北海道で乗ったバスを今でも覚えています。
洞爺駅から乗ったそのバスは「ブルーバス」と書かれた「美鉄バス」という会社のバスでした。
何より驚いたのは初めて見た「プラグドア」です!
今では当たり前ですが、当時の八戸では見た事が無く、とても未来的な乗り物に見えたものです。

なぜ洞爺から遠く離れたバス会社だったのかは謎なところです。
そして、今はもう解散してしまったバス会社なのです。


貸切バスというと、観光バスタイプの車両が主ですが、小学校のスケート教室で新井田インドアリンクまで行く際には路線バス車両を貸し切ったものに乗って行った思い出があります。
当然座席は足りず、ほとんどの子供達が立ちっぱなしでした・・・

学生の時には年に何度か乗った貸切バスも、最近ではあまり乗る機会がありませんでした。
去年乗ったオリオンバス(ツアー形式)も形態的には貸切バスになりますね?

・(リンク)オリオンバス(オリオンツアー)
(※2023/09/13 リンクを消しました)

しかし、今の会社に入ってから二度ほど乗る機会があり、おー国際自動車か、那覇バスキタ━!!とか心の中でつぶやいてしまいました(汗)
そうそう、早いうちに新型セレガ&ガーラの貸切バスにも乗ってみたいです!

今回のブログは、こちらのブログ「1つのご提案」のテーマである「貸切バスの思い出」を元にしています。
(リンク)「1つのご提案」

投稿者 umineko : 02:05 | コメント (16) | トラックバック

2006年3月12日

淡路交通のすごいところ「こんなに新型?」

去年の年末も近いある日に四国まで行ってきました。
その帰りに淡路島を通って行こうと思い、初の淡路島へ行ってきました。

前の日は徳島市に泊まったのですが、駅前から次々と本州方面の高速バスが発車していくものの、そこはやはり「鉄道ローカル線&路線バスの旅」として乗って行く事にしました。

まずはJR徳島駅からJR鳴門線の列車に乗り、終点の鳴門駅まで向かいました。
大型時刻表で調べたところ、鳴門駅前から洲本行きの路線バスに乗り継ぎができる事がわかりました。

しかし、駅前バス停には「鳴門市営バス」の時刻しか見当たらず、ちょっとあせり始めたところ、よく見ると裏側に載ってました(汗)

JR鳴門駅前バス乗り場はここです。
・(リンク)徳島県鳴門市周辺地図 - 生活地図サイト MapFan Web

何台か鳴門市営バスが発着していきますが、南部バス程では無いものの(笑)全体的に古めの車両な印象がありました。
例えて言うなら、八戸市営バスに近いかもしれません。


そして、洲本行きバスがやってきましたが、そのバスは「エルガ」でした。
乗客は10名はいない程度です。

この座席に特徴があり、裏側が鉄板なんです!
鉄板を使っていたとしても塗装をするとかしてあるものですが、こんなにいかにも「ステンレス」のようなものは始めて見ました。


裏側が鉄板張りの座席・淡路交通

バスは鳴門大橋を渡りつつそのまま高速道路へ入り、道路上のバス停も経由しながら進んでいきます。
高速上のバス停でも数人降りていきました。
高速道路を路線バス用車両が走って行くのは、全国各地にあるものの珍しい体験だと思います。


そして、終点「洲本高速バスターミナル」が近づいてきたところで、バスの営業所が見えて来たのです。
しかし、構内をよく見るといすゞのバス「エルガ、エルガミオ」と「ガーラ」ばかりなのです!
貸切バスはガーラ以外もいるものの、これほどまでに新型車ばかりなバスの営業所は初めてみました!


エルガばかりの洲本営業所・淡路交通


ガーラが多い洲本営業所・淡路交通


エルガとガーラばかりの洲本営業所・淡路交通

洲本営業所周辺の地図はこちら
・(リンク)兵庫県洲本市周辺地図 - 生活地図サイト MapFan Web

元々はこの営業所の場所にバスターミナルがあったそうですが、現在は近くの海側に立派なバスターミナルがあり、高速バス、路線バスが発着しています。


これだけ新車ばかり導入しているので、そんなにもバス事業で儲けているのかと思いきや、ターミナルの時刻表を見てみると運行本数は各方面とも1時間に1本程度だったりします。
あまり南部バスの五戸、三戸方面と変わらない程度です。

のちにWikiペディアで読んで知ったのですが、不動産事業で儲けているのため、バス事業は赤字でも手持ち資金が豊富なため新車が多いようなんです。
実は淡路交通からの中古車が八戸市営バスでも走っていて、状態がいい車両なのです。
(横2人掛け中心の座席が多い車両)

・(リンク)淡路交通 - Wikipedia


この日は大垣まで行く事が目的なので、途中経路は何とでもなります。
洲本からどこに向かうかを待合室で考えてたのですが、ちょうど淡路島の北端「岩屋」行きのバスが発車する事がわかり、乗ってみる事にしました。

ただ、お昼が近い時間なので、途中どこかで途中下車して食事にしようと思っていたものの、お店が多そうな町は無く、結局終点の岩屋バスターミナルまで行ってしまいました。

途中の各港町には立派なバスターミナルがありましたが、これは船とバスの乗継ぎが盛んだった関係だと予想しています。
ほかにも遊園地や大きな観音様も見えましたが、思ったよりも淡路島はいろいろあるところのようでした。

そういえば、島内で見かけた&乗ったエルガはすべて「ワンステップ車」でした。
「ノンステップ車」を導入してないのはどういう理由があるのか気になるところです。


岩屋に停車中のエルガミオ・淡路交通

岩屋では「岩屋ポートビル」前にバスターミナルと船着き場があります。


岩屋ポートビル

次はいよいよ初の「明石海峡大橋」を渡ります。
続く

・次回は「このバスに中扉!?」です。

投稿者 umineko : 01:08 | コメント (12) | トラックバック

2006年3月 5日

シルバーフェリーの元市営車はどうなる?

八戸〜室蘭間のフェリー航路が3月15日から運航休止となります。

・(リンク)東日本フェリー NEWS

何気ないこのニュースも実はあるバスに関連してくるのです。


現在、この室蘭航路は室蘭発19:15発→八戸港3:00着で運行されています。
続いて約1時間後に苫小牧港21:15発→八戸港4:15着というフェリーが到着します。

しかし、八戸港フェリーターミナルは1隻のみがターミナルに接岸できます。
そうなると、4:15着のフェリーはどうするかといえば、どうやら少し離れた場所に接岸し、旅客のみなら送迎バスでフェリーターミナルへ移動するそうなのです。

↓移動の様子はこちらのサイトに紹介されています。
・(リンク)シルバーフェリーシルバーフェリー

送迎バスに乗るという事はよくある事ですが、このバス車両は気になる履歴を持っているのです。
それは、「八戸市営バスの中古車」なんです!
前から知ってはいたものの、フェリーに乗る機会が作れなくていまだに乗った事がありません。

そんなバスが今回の室蘭航路休止によって、不要になると思われます。
なぜかというと、これからは「八戸4:15着」のフェリーは普通にフェリーターミナルに接岸できますから!

バス自体が廃車となってしまうのか、いつの日か使う日まで保管されるのかが気になるところです。
どちらにしても、毎日運行される事は無くなってしまうと思われます。

実際のところ、交通部からの譲渡後の走行距離は少ない訳で(1日数百m!)、廃車にするくらいなら南部バスに譲渡すれば主力車として活用してくれるんじゃないかと思ってます!

投稿者 umineko : 15:07 | コメント (5) | トラックバック