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2005年08月09日

オリオンツアーで久慈まで行ってきました!(3・完結)

前回はこちら↓
八戸の歩き方ブログ: オリオンツアーで久慈まで行ってきました!(2)

オリオンバスについてはこちらにもまとめています。
「八戸~東京の乗り物比較編」

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青森駅前へ到着し、他の乗客が全員降りてしまい、一人きりの客になってしまった。
そして、何より久慈まで乗って行けるのか心配になり、青森駅前へ停車中に乗務員さんへ聞いてみる。
答えは、久慈まで行くのでそのまま乗っていてください、との事。
これでひと安心です!

という事で、まさに一人貸切状態となったバス車内でリラックスしてました。
そして、青森駅前を出発し、久慈までは高速代節約のため「みちのく有料道路+国道45号線経由」かな?思いつつ車窓を眺めていると、青森市郊外で何とガソリンスタンドへ入るでは無いですか!?

と驚いていたら、当然ながら給油するようで乗務員さんも休憩している様子。
これならバスが発車する事も無いはずなので、一声かけて下車する。
まさか乗っているバスが給油するとは思って無く、貴重な体験をする事ができました。

ここでの休憩中に雑談で聞いたところ、久慈からTDLへ行く乗客は何回かいたが、東京方面から久慈までの乗客は始めてとの事でした。
そのため、東京駅前で乗車時に「久慈駅」までと伝えたら驚いたようです。

しかし、久慈発着となってから1週間ほどなのに、すでに利用者がいる事に驚きです!
ただ、久慈からの利用者も帰りはこのバスは使わないのも不思議な気もします。
帰りは疲れているので「新幹線はやて号+スワロー号」なんですかね?

ここで、久慈までの途中で休憩したいかどうかを聞かれて、久慈までは2時間30分で着くとの事なので、直行を希望する。
しかし、約1時間30分後に休憩ありにしとけば良かったと気が付いたので、やはり休憩は必要ですね(汗)

ちなみに、この日は八戸までの乗客がいないため、青森から久慈へ直行するようです。
路線バスだと、利用者がいなくても経由する必要があるので、この点は合理的な方法です。

バスは青森ICへ向かいました。
どうやら久慈までの区間も高速道路を使うようです。
青森〜久慈間は回送にお客を乗せているようなものだと思い込んでいたので、てっきり高速はできるだけ使わないものと思い込んでました。
という事で、今朝青森へ向かう時に通った東北自動車道青森IC〜安代ジャンクション間を再度走ります。

青森発着の高速バス「盛岡行き あすなろ号」、「仙台行き ブルーシティ号」、「上野行き 青森上野号」が停車する「羽黒平バス停」を撮りました。

羽黒平(高速浪岡)バス停

余裕がでてきたので、日中の車内を撮ってみました。
バス車内後部を見る
バス車内後部を見る

羽黒平バス停と同じバスが停まる「牡丹平バス停」を撮りました。

牡丹平(高速黒石)

久慈、八戸へも乗り入れているので、ライバルの「岩手県北バス」です。
岩手県北バスとすれ違う
岩手県北バスとすれ違う

青森県内は虹が出る程の天気(というか雨上がり)でしたが、秋田県内に入る頃から雨が降ってきました。
雨が打ち付ける様子
雨が打ち付ける様子

花輪SAバス停に停車中の秋北バスを撮れました。
青森行き「あすなろ号」と思われます。

花輪SAバス停に停車中の秋北バス

うとうとしているうちに、東北道から八戸道へ入ったようで、気が付いたら九戸インターを出るところでした。
久慈に向かうなら軽米インターか、九戸インターのいずれかで降りると思ってましたが、どうやら九戸からが近いようです。


九戸インター料金所

九戸インターを出ると、八戸〜盛岡を結ぶ高速バス「八盛号」でおなじみのオドデ館前を経由します。

オドデ館

一般道を久慈へと走っていると、何やら分岐点が見えてきました。
|←    →|
|久慈  盛岡|
とあるのでもちろん左折します。

ここまで来ればすでに11時間以上乗っているバスの旅も終点が近いです!
「久慈 盛岡」の分岐点
「久慈 盛岡」の分岐点

左へ曲がると、↓こんな風景になります。
左側の風景
左側の風景

バス最後部は横5列シートでリクライニング機能は無いものの、結構足下広いですね?
バス最後部は横5列シート
バス最後部は横5列シート

久慈市内とは言っても山中を抜けると久慈の市街地に入りました。
今度は青森〜東京間の高速バス「ラ・フォーレ号」を運行するライバル「JRバス東北」の久慈営業所前を通過します。


そして、11時20分頃久慈駅前に到着しました!
東京駅を出発してから11時間40分かかったものの、予定より2時間ほど早く着く事ができました!
何だか乗り通した達成感が湧いてきましたよ。

久慈駅前に停車中の東北都市交通
久慈駅前に停車中の東北都市交通

このバスにはおよそ半日お世話になりましたね。
12時間の乗車というと、普通列車で上野〜八戸間を乗り継ぐのと所要時間は変わらず、あれに比べたら、
こちらはリクライニングする座席な上に、乗換え無し、座れない心配が不要!といい事ずくめで帰ってこれました!

ちなみに、オリオンツアーの乗り場は、岩手県北バスの盛岡行きのバス停近くになります。
岩手県北バスの盛岡行きのバス停
岩手県北バスの盛岡行きのバス停

久々に長旅をした達成感を得られました。
今回オリオンツアーのバスを利用した結論としては、一人で2席使えるほど空いているならおすすめ!
満席に近いほど、大変さが増すので覚悟が必要と感じました。

とはいえ、とにかく安く青森県、岩手県北部と東京を移動した人にはおすすめします。
特に八戸、久慈〜青森間は、今回9月までの利用が少ないと、次回(来年?)の運行時に廃止されそうな気もするので、気になる方はまず一度乗ってみてください!

◎今回の経路
東京駅丸の内口~首都高=東北道=大鰐IC~弘前駅前~どこかのIC=東北道=青森IC~青森駅前~青森IC=九戸IC~久慈駅前

投稿者 umineko : 2005年08月09日 11:05

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コメント

こんにちは。楽しく読ませて頂きました。

HIROさん同様、青森駅でオリオンツアー、スターツアーズのバスは撮影しましたが、まだ乗っていませんので、興味深く拝見しておりました。バス車内の様子は外からは詳しく見えませんので、画像を拝見して、なるほど、と思いました。

東京~青森ではなく、久慈までというのがすごいですね。私は青森在住ですので、オリオンもスターツアーズも乗るとすると当然青森からになります。uminekoさんの体験は絶対に貴重ですね!

投稿者 homme : 2005年08月09日 11:57

hommeさん、こんにちは。
バス車内や走行経路などは実際に乗ってみないとわからないですね。
とはいえ、バス車内はよくある貸切バスなんですけど・・・

次シーズンの運行があるのかもわからないので、ぜひhommeさんも一度乗ってみてはどうですか?
そういえば、スターツアーズのスタンダードバスはどんなバスなんですかね?

投稿者 umineko : 2005年08月11日 01:43

こんにちは。初めて拝見させていただきました。
私は、久慈市出身埼玉県在住のものです。
来月ちょっとした用事で実家に帰ろうと、安く帰る方法を色々と探していました。
そして、今回初めて夜行バスが走っているということを知り、「走っていても、誰か利用者はいるのだろうか…」
っと心配していました。
また、夜行バスに乗ったことがないので、色々と不安があります。初めての心得みたいなのがあったら教えてください。

投稿者 mido : 2005年10月15日 09:44

midoさん、こんにちは。
そうなんですよ、東京から久慈までの直通バスができたんですよ!

このバスは「オリオンツアー」の主催するバスツアーです。
ただし、↓こちらの公式サイトを見られているかと思いますが、東京駅〜久慈駅間は所定時刻で片道14時間ほどかかります。

・(リンク)オリオンツアー
http://www.orion-tour.co.jp/

しかし、このツアーは横4列シートトイレ無しバスのため、夜行バスが初めての方にはあまりおすすめしません。
久慈までなら、東京〜八戸間のシリウス号、東京〜盛岡間のらくちん号あたりをおすすめします。
こちらは通常横3列シートのトイレ付きバスになります。

・(リンク)JRバス関東
http://www.jrbuskanto.co.jp/mn/cjindex120.html


久慈まで長時間かかるのは、弘前、青森と東京を結ぶ事が主目的であるためと思われ、長時間乗車を覚悟する必要があります。
また、上記の理由から久慈〜青森間の乗客は少ないと思われます。
ブログにも書いてますが、7月に久慈まで乗った際には自分一人でした。

その変わり、八戸を経由する必要が無く、青森から久慈に直行運転になったため、所定より2時間早く着く事ができました。
このへんは本八戸駅で乗降があるかどうかにも関わってくるので、その日に乗ってみないとわからないと思います。

また、このツアーバスは路線バス免許を取得しているシリウス号、らくちん号等と異なり、旅行会社の主催するツアー形式である事が特徴です。
そのあたりの違いは↓こちらのサイトにまとめられています。

・(リンク)東京・大阪間の格安バスツアー(ツアーバス形式と路線バス形式の高速バスの違い)
http://www.swa.gr.jp/fare/osa_tour.html

このオリオンツアーの久慈行きバスは安さが一番の特徴のため、快適さは犠牲になってますので、じっくり検討される事をおすすめします。
あと、入力されたメールアドレスは迷惑メール対策のため表示しないように削除させてもらいました。

投稿者 umineko : 2005年10月15日 16:21

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